TS的な何か(仮)

アクセスカウンタ

zoom RSS TSBR 14話

<<   作成日時 : 2009/11/02 22:41   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

-高菜は…-

自分の身体が高菜になってることを確かめなくても、目の前の高菜が自分の身体に変身したのを見て確信した。そして、亜津沙、いや、高菜は泣きだしそうになっていた。

泣きそうな高菜、ニヤニヤしながら高菜に馬乗りしている亜津沙。そこにはいつもの光景が存在した。中身が変わっている以外は…

しばらくそのままの状態が続いた。すると、恭子先生が少し怒ったように言い出した。
「ちょっとあなた達、そんな中途半端な状態で終わらせないでよ!ルールを忘れたの!?まだあなたは亜津沙さんになりきれてないのよ!ほら、元亜津沙さんも泣いてる場合じゃないわよ!まだ元に戻れるチャンスがあるじゃない!何ごとも最後の最後まで諦めない、っていつも言ってるでしょ?」
恭子先生はそう言い終わると、今度は口調を変えて、
「…って本物の恭子先生だったら言うかもしれないわね。でも私としては、亜津沙さんの中身が高菜さんのほうが嬉しいわ。だって亜津沙さんって、成績を武器にやりたい放題なんですもの。でも、高菜さんが亜津沙さんになってくれるなら、そんなこと心配する必要なくなるわ。一方の高菜さんになる亜津沙さんは、成績優秀じゃなくなるんだから、今まで通りにはできないわよ?もっとも、服装に関しては、こっちが何も言わなくても元に戻すでしょうけどね。そんな身体を露出されても、目に毒だわ。まあ、まだ入れ替わりは中途半端なんだから、早くやってよね。」

そう言われると二人は、動き始めた。亜津沙を捕まえようと手を伸ばした高菜だったが、一瞬早く亜津沙が後ろへ飛び跳ね、そのまま教室から逃げて行った。当然、高菜は亜津沙を追い掛けて教室を出ていく。

「あら〜、ここで一部始終見たかったのになぁ…まぁ、どうせ高菜さんの身体で亜津沙さんの身体に追い付けるわけなんてないんだから、もう確定よね♪」

恭子先生は、満足そうにそう言った。

「じゃあそろそろ時間も経ったことだし、みんなにも参加してもらおうかしら。それじゃあみんな、頑張って♪」

ついに男子にも開始の合図が出た。すると、ものすごい勢いで男子が教室から出て行く。

「あら〜、みんな張り切ってるわね〜。ん?あなた達は何をしているの?」

みんなが教室から出て行く中で、俺ともう一人、渡辺悠紀夫は教室に残っていた。俺は、何をしていいのか分からずボーッとしていたのに対して、悠紀夫は教室の机、それも女子の机の中を調べ回していた。すると、

「あった!」
と悠紀夫が叫び出した。何かを発見した悠紀夫は、それを机の中から取り出した。それは、俺達全員が持っている例の道具だった。どうやら女子が置いていったようだが、なるほど、これさえなければ例え捕まっても入れ替わらなくて済むわけだ。当たり前と言えば当たり前だが、突然のことに、気が付かなかった。

悠紀夫は棒の側を持ったまま、恭子先生に質問した。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
TSBR 14話 TS的な何か(仮)/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる