TS的な何か(仮)

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zoom RSS TSBR 18話

<<   作成日時 : 2009/11/02 22:48   >>

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-「僕、加奈子にフラれたんです。」-

悠紀夫は、いや、加奈子は、つらそうにそう言った。
「僕、加奈子が好きだったんです。僕みたいな暗い地味な男なんて、女の子から相手にされなかった…。でも、加奈子は違った。僕みたいな奴でも、ちゃんと相手になってくれるんだ。そんな加奈子が好きだった。でも、他の男子にも同じように接する加奈子を見てるのが耐えられなかった。あの笑顔を自分だけのものなしたい―――そう思った俺は迷わず加奈子に告白した。結果は、当然と言えば当然だが、「NO」だった。それ以来、加奈子は僕を避けるようになっていた。だけど、僕は諦めなかった。加奈子を想う気持ちは誰にも負けないことをアピールするために、手紙を送り続けた。そしたら、加奈子の母親に『これ以上やったら警察を呼びますよ!』って言われたんだ。僕はただ、加奈子に僕の気持ちを分かってほしいだけなのに…」

加奈子は泣き出しそうになるのを抑えて、話を続けた。
「…だから、この話を聞いたとき、加奈子と入れ替わろうと思いました。僕が加奈子になれば、加奈子の笑顔も声も、全部僕が独り占めできるんだから…」

それを聞いた恭子先生は、さっきまでのやる気のなさが嘘のように、目を光らせていた。
「ということは、ストーカーした男とストーカーされた女の入れ替わり…あぁ!これは素晴らしいわ!何でもっと早く言ってくれなかったのよ!さっきの鏡のシーンで冷めた目で見てた私が馬鹿みたいじゃない!」

そんなこと知るか!と、俺は思ったが、加奈子もそう思っただろう。

「まあいいわ。それよりも、早くイカないとちゃんと加奈子にはなれないわよ。本物も馬鹿じゃないでしょうから、ここに戻ってくるわよ。」

それを聞いた加奈子は、すぐに行動し始めた。右手は自分の股間を、左手は胸を触りだし、目の前には鏡を置いた。

「あっ、あっ、加奈子、加奈子が僕の目の前で、うっ!こ、こんなことしてるなんて、ひゃっ!」
鏡に映る加奈子は、顔を赤くして恥ずかしそうにしている。その表情は、本物の加奈子が『やめて!』と言っているように見えた。

「うんっ!だ、駄目だよ加奈子。そんな顔したって、加奈子の身体は僕のものなんだから、うっ、僕がこの手を止めない限り、加奈子も手でイジり続けるんだよ。」

『お願い、私に身体を返して!勝手に私の身体を動かさないで!』

「んっ、加奈子は、僕の、お願いを、あぁっ、聞いてくれなかったじゃないか。それに、もう少しで、はぅっ!身体だけじゃなくて、能力も記憶も加奈子になるんだから!」

『やめて、やめてぇぇぇ!誰か助けてよぉぉ!』

ガラッ!

鏡の中の加奈子の助けに応じたように教室に入って来たのは

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