TS的な何か(仮)

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zoom RSS TSBR 53話

<<   作成日時 : 2009/11/15 02:41   >>

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-楓とほたる?-

テニス部の部室に居続けることを選んだ楓は、侵入された時の対処方を考えていた。
「まず、1人だったら入ってきたところをラケットで顔をおもいっきり強打したら動きが止まるだろうから、そこへもう一発、もう一発、とやっていけば大丈夫よね。問題は…」


ドンドン!


楓が考えていると、部室のドアを叩く音が聞こえてきた。そして、
「楓さん、まだいるんでしょ!?ほたるです、助けてください!」
ほたるの必死な声が聞こえてきた。
「ほたる!どうしたの!?」
「楓さん!やっぱりいたんですね!早く開けてください!わけは後です!」
ほたるの身に何が起こったのかは分からなかったが、とりあえず、楓はほたるを入れることにした。
「ほら、開けるよ。」
鍵を開けてドアを開くと、そこには予想もしなかったほたるの姿が目に映った。
「ほ、ほたる、あんた、それ…」
「今は驚いてる場合じゃありません!早く鍵を閉めて!」
中に入ったほたるは、驚いて動きの止まった楓に代わって鍵を閉めた。しかし、楓が驚くのも無理はなかった。
「あ、あんた、どうしたのよ、その血は!?」
そう、ほたるの身体が血まみれになっていたのだ。
「これは……裕樹くんと洋介の血よ…」
「えっ!?どういうことなの!?どうして洋介が出てくるの!?」
「実はね…あのあと、裕樹くんがちゃんと来てくれたんだけど、後から洋介が侵入してきて、裕樹くんと洋介が戦うことになったの。金属バットで。」
「えっ……そんなもので殴り合ったら…」
「そうなの。もう二人の身体からどんどんどんどん血が出てくるの。私も止めようとしたんだけど……」
「……どうなったの?」
「…先に洋介が動かなくなったの。…でも、裕樹くんも結局…」
ほたるは目をごしごしこすった。
「ほたる……災難だったわね…」
「…それで、私1人が残されて、このままじゃどうしようもなくなって、楓さんのところに来たんです。…あのっ、さっきは無理やり入れてもらったんですけど、そ、その、私、ここにいたら迷惑ですか?迷惑だったら出て行きます…」
ほたるは泣き出しそうになりながらそう言った。すると、
「……べつに私は構わないわ。でも、私は裕樹より強くないから、安全である保証はないわよ。それでもいい?」
「はい!構いません!」
元気よく返事するほたる。
「…それより、私のことをそんなに信頼してていいの?イザとなったら可愛いあんたを囮にして、私は逃げる、なんてことも考えるかもよ?」
「それでもいいです!それに、楓さん狙いの人が突然私に替える、なんてことはないと思いますよ?私たち、外見は真逆ですからね。」
「ふふっ、それもそうね。分かったわ、私たち二人で協力してこの事態を乗り切りましょう!」
「はい!」
協力を誓った二人。だが、楓は知らなかった。目の前にいる可愛い女の子が日比谷ほたるではなく、日比谷ほたるの身体をした洋介だということを…

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