TS的な何か(仮)

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zoom RSS TSBR 93話

<<   作成日時 : 2009/12/06 01:27   >>

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-「先輩、紹介したい人がいるんです。」-

梨花の言葉を無視してそう言う楓。さらに後ろを向いて、
「もう出てきていいよ〜。」
と言った。すると、梨花の位置からでは死角になっていた所から1人の男が現れた。
「先輩、紹介しますね。うちのクラスの矢島一樹です。これからは矢島が先輩の身体を使いますので、よろしくお願いします。」


「……な……に…?」
梨花は、楓の言葉の意味が理解できなかった。その様子を見ていた楓は、はぁー、っとため息をついた。
「……本当に残念ですよ、先輩。だって………私たちが偽者だってことを全く疑わずに入ってきたんですから♪」
さきほどまでの真剣な表情とは全く違う、緩んだ表情でそう話す楓。
「う…うそ……」
ほたるに続き、楓までもが偽者だと知って、ショックを受ける梨花。
「それが、嘘なんかじゃないんですよ♪とっとと諦めちゃってください。先輩なら分かりますよね?もう先輩は先輩でいられなくなるってことを…」
楓がそう言うと、一樹は梨花の顔の前に移動し、楓に話しかけた。
「なあ孝太、すぐに入れ替わらなくてもいいだろ?」
「ええ、どうせ先輩はもう逃げられないんだから、好きにやれば?それから、今の私は工藤楓なんだから、孝太って呼ばないでよね。不愉快だわ。」
「……孝…太…?」
梨花はその名前に聞き覚えがあった。以前、楓が男の子にしつこく交際を求められたことがあり、そのことで相談されたことがあった。確か、その子が山根孝太という名前だったはずだ。
「そういえば先輩には孝太――元の私のことで相談しましたよね?あのときは、元の私と私が一つになるなんて想像も出来ませんでしたよ。元の私としては嬉しい事態なんですけど、私、楓にとってはちょっと……という気持ちなんです。」
「あれ〜?楓さんはそうなんですかぁ〜?私も似たような境遇ですけど、そんなにブルーにならないですよ〜?私の場合、確かにほたるの記憶では洋介のことを嫌がってますけど、それ以上に私の身体を自由に動かせるっていう、当たり前のことにすっごくカンゲキしちゃってま〜す。」
少し暗めにしゃべる楓とは逆に、笑顔いっぱいでしゃべるほたる。
「ちくしょ〜、お前らはもう楽しんでるんだよな〜?俺も早く入れ替わって、楽しんでみたいな。…でも、せっかくだから入れ替わる前に…」
そう言うと一樹は…

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