TS的な何か(仮)

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zoom RSS TSBR 110話

<<   作成日時 : 2009/12/06 01:58   >>

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-「オニイチャン!」-

電話から聞こえてきたのは、大人の男の声だった。
「あの…どなたですか?俺、あなたの兄ではないんですけど…」
「違うの!あたし、あたしだよ!妹の里奈だよ!」


「えっ……?」
男の意外な一言に、一瞬頭が真っ白になった。
さらに
「お兄ちゃん助けて!あたし、外人の男の人と身体を入れ替えられたの!お願い、このままじゃ――」
話の途中で突然、男の声が遠ざかった。そして
「…お兄ちゃん、ちゃんと聞こえてたよね?」
『里奈』の声が聞こえてきた。
「里奈、おまえ…」
俺は恐る恐る声をかけた。
「あーー!!ヒドーイ!さっきと反応がち〜が〜う〜!さっきまでは普通に話してくれたのにぃ〜!」
「…お前、だれだ…?」
「あれ?さっきの男の人の話を聞いてなかったの?あたし、外人の男の人だったんだよ。それも、不法入国のね。」
「なっ……」
「ほんと、人生何が起こるか分からないよね?ついさっきまでは、不法入国がバレないか毎日冷や冷やしながら生きてたのに、今はそんな必要ないもんね。だって、今のあたしには、戸籍どころか身体も日本人なんだから、あたしを見てどうこう言う人なんていないよね?」
俺はこの事実を受け止めることができず、ただただ『里奈』の話を聞くだけだった。
「今あたし中3だから、受験があるっていうのがちょっとつらいかな?でも、元のあたしはちゃんとした教育を受けさせてもらえなかったから、勉強できる、っていうのが正直嬉しいの♪」
俺は里奈の話を聞き流してるうちに、あることを疑問に思った。それは…
「おい……」
「ん?なぁに、どうしたのお兄ちゃん♪」
「…どうしてお前と里奈が入れ替わったんだ?」
そうなのだ。俺は、開始直後に高菜と亜津沙の身体が入れ替わるところを見ていたので、人と人が入れ替わることにもはや抵抗はない。だが、方法は?この、俺が持っている道具をひっつけないと入れ替われないはずだし、当然のことながら、俺の家は学校の外だ。恭子先生のルール上では無理なはずだ。
だが…

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